今日は、採卵の日のことについて書こうと思います。
採卵の日を迎えて
今回の採卵予定数は6個。
前回は1個だけだったので、
「今回はもっと痛いのかな...」
「でも、たくさん採れたらいいなぁ」
不安と期待、どちらも抱えながら病院へ向かいました。
今回も、来院1時間前に痛み止めの座薬(ボルタレン)を入れました。
いよいよ採卵へ
内診室で卵胞の状態を確認した後、しばらく安静室で待機。
看護師さんに呼ばれて、緊張しながら採卵室へ入りました。
処置が始まり、消毒と局所麻酔の注射をしました。
消毒も麻酔も、やっぱり痛かった。でも、この痛みまでは、前回も経験していたものでした。
そして、採卵が始まりました。
今回は、卵胞が奥にあるみたいで、「あれ?前回より痛いかも...」と思いました。
「前回も耐えられたんだから、今回もきっと大丈夫」と自分に言い聞かせながら耐えていました。
想像以上の痛み
数十分のはずなのに、とてつもなく長く感じました。
心の中で何度も「もう終わるよね」「お願い、早く終わって」と繰り返していました。
でもその度に、また次の痛みが来ました。
「痛くても、一瞬だけ。長く続くわけじゃない。」
だから今回は、痛いって言わないようにしようと決めていました。
しかし...
奥にある卵胞を吸おうと針が押されたとき、あまりにも痛すぎて、反射的に「痛いっ...!痛いです!」と声に出してしまいました。
だんだん呼吸が荒くなって、目をぎゅっと閉じていました。
看護師さんに、「目を閉じると、痛みを探しちゃいますからね。周りにあるもの見ながら、ゆっくり呼吸してくださいね。」と言われました。力を抜いたほうがいいのは分かっていました。でも怖くて、どうしても全身に力が入ってしまいました。
そうしているうちに、左足が痺れてきました。「どうしよう...続けて大丈夫なのかな?」と思って、先生に伝えると、落ち着いた様子で「はぁはぁしてるからだと思います。ゆっくり息してくださいね」と言われて、少し安心しました。
最後の1つを採るために
その後、先生が看護師さんに「今何個採れた?」って聞く声がしました。
「4つです」って聞こえたような気がしました。
そして、最後の卵を採る前に、「あともう1つ、大きい卵胞があります。でも奥の方にあって...近くに血管もあります。だから、無理せず採りましょう」と先生に言われました。
先生の指示で、看護師さんが踏み台に乗り、「ごめんね、痛いよね」と言いながら、卵を取りやすくするために、私のお腹を強く押しました。
突然のことでびっくりしたけど、1つでも多く採りたい気持ちだけで、ひたすら耐えました。
やっと終わった...
そして、しばらくした後、
先生の「はい、終わりましたよ!お疲れさまでした。」という声が聞こえました。
看護師さんが「よく頑張りましたね~」と言いながら、肩のあたりをとんとんしてくれました。
あぁ......無事に終わったんだ。
その瞬間、すごくほっとしたのを覚えています。
色々な気持ちが込み上げてきたけど、その時は、先生や看護師さんに、笑顔で「ありがとうございました」と言うので精一杯でした。
あとは祈るだけ
採卵室を出た時、
「もう二度と経験したくない」
そう思ってしまうくらい、私にとっては辛い採卵でした。
途中で「4つ」って聞こえた気がしました。
最後のあの卵は採れたんだろうか...
先生も私もあんなに頑張ったんだから、どうか採れていますように。
あの時の私にできることは、
ただ祈ることだけでした。