新婚旅行の記事の途中ですが、
今の自分の気持ちに近いことを書きたくなったので、
今回は、初めての人工授精の時の話を書こうと思います。
痛みはなくならない
最初は、私も夫も、なんとなくですが、
タイミング法による自然妊娠を望んでいました。
けれども私は、性交時に強い痛みを感じる体質でした。
それでも、ただ単に、慣れていないせいだと思いたくて、
クリニックの先生に相談しました。
しかし、先生からは、子宮の屈曲が強いせいか、子宮内膜症の体質のせいか...
おそらく痛みはなくならないだろう、と言われたのです。
タイミング法も考えてもいいけど、
心身への負担や、卵子の数が少ないこと、
内膜症の再発のリスクを考えたら、
短い期間で妊娠を目指す必要があり、早めに人工授精を始めたほうがよい
と勧められました。
妊娠に至るまでの過程に、強いこだわりはなかったものの、
いざ「痛みはなくなることはないだろう」という言葉を
現実として耳にすると、
大きなショックを受けました。
夫への申し訳なさと、女性として当たり前のことができないよう感じてしまい、
先生の説明を聞きながら、気づけば涙が出ていました。
人工授精を受けることに
すぐには気持ちを整理することはできませんでした。
しかし、先生から「痛みがある人だけでなく、行為自体に抵抗があって人工授精を選ぶ人もいるんですよ」という話を聞いたり、
看護師さんに気持ちを打ち明けて、話を聞いてもらっているうちに、
受け入れるまでに時間はかかりましたが、タイミング法も試しつつ、
後悔しないように人工授精にも挑戦してみようと思えるようになりました。
夫が、「無理に自然妊娠にこだわらなくていいんだよ」と言ってくれたのも、
支えになりました。
初めての人工授精
そして、人工授精当日。
看護師さんからの説明では、
「細いチューブをいれるだけだから、
チクッとした痛みがあるくらいだと思いますよ」
と聞いていたんですが...
私はなぜか、とても痛かったんです。
何度も、「力を抜いてください」と言われました。
力が入ると、さらに痛みが強くなってしまうそうです。
けれども、深呼吸して力を抜こうとしても、体が勝手に力を入れてしまう...
どうにか人工授精が終わり、そのまま5分くらい安静にさせてもらいました。
先生の「無事に終わりましたからね」という言葉や、
看護師さんの「ご気分は大丈夫ですか」という声かけに、
とても安心したのを覚えています。
後から先生に痛みが強かったことを伝えると、
私の場合は、子宮の屈曲が強いから、
どうしようもないということでした。
短時間の処置ではありましたが、
正直、想像していたよりずっと辛くて
「生理が来ちゃったら、またこの痛みに耐えるのか...」と思ってしまいました。
それでも、夫と話し合って決めたことだから、
後悔しないように向き合っていこうと思いました。
※人工授精の痛みの感じ方には個人差があり、
私のように強く痛みを感じない人も多いそうです。